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競馬の控除率って何?パリミュチュエル方式って何?競馬初心者が知っておくべき基礎知識

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イッコバ馬券師兼ホースマン
現役牧場スタッフ | 立川優馬サロン所属 | 一生競馬を楽しみ続けたい人 | 当ブログ『イッコバの馬券道』は、2020年10月から運営 | ダート競馬の独自基準タイム『イッコバタイム』掲載中➡️各競馬場各クラス各馬場状態別の含水率付きの基準タイム | 随時更新中 |

競馬入門者が理解すべきポイントは、競馬の基本ルール、パリミチュエル方式の歴史と仕組み、日本の競馬におけるその適用です。

オッズの決定方法、馬券の選び方、そして控除率の基本を理解することで、より楽しく、賢く競馬を楽しむことができます。

競馬控除率の基礎知識

控除率とは

競馬の控除率は、馬券の総売上から手数料として引かれる割合を指します。

日本中央競馬会(JRA)の競馬レースでは、控除率は約25%で、馬券売上の約4分の1が手数料として差し引かれます。残りの約75%が的中馬券の払戻に用いられます 。

簡単に説明すると、

胴元である主催者側が手にする手数料のようなもの

こういう認識を持ってもらえればいいと思います。

もし主催者側の取り分がなかったら多くの賭け事は行われる意味がありません。

賭け事を行うには、いろんなものが必要になってきます。

場所がないと成り立ちませんし、賭け事によって使用する道具も必要になってきます。

主催者

賭け事を行うシチュエーションを用意するから、少しばかりの参加料と手数料を頂戴いたしますよ。

というような具合ですね。

競馬に参加するファンとしては、ある意味競馬を開催して頂いているという意識があれば控除率の存在は、致し方ないものと捉えざるを得ないでしょう。

その参加料や手数料としての主催者側の取り分の中から、レースの賞金や、競馬場の維持管理などの競馬運営費に充てられているのです。

控除されたお金の使い道は?

この控除率は、10%は国庫納付金として国に収められ、残りはJRAの運営に充てられています。

以下は、JRAホームページからの引用文になります。

社会とともに国庫納付を通じた貢献

中央競馬はこれまで多くのお客様に支えていただきながら歩んでまいりました。昭和29年の設立以来、JRAでは、お客様にご購入いただいた勝馬投票券による売上げの一部を国庫納付金として国に納めています。

この国庫納付金の仕組みは、例えば、100円の勝馬投票券のうち、約75円はお客様への払戻金に充てられ、残りの約25円が控除されます。この約25円のうち、10円が国庫に納付されます。これが第1国庫納付金と呼ばれるものです。残りの約15円がJRAの運営に充てられ、これにより各事業年度において利益が生じた場合には、その額の2分の1がさらに国庫に納付されます。これが第2国庫納付金と呼ばれるものです。

この国庫納付金は国の一般財源に繰り入れられ、そのうちの4分の3が畜産振興に、4分の1が社会福祉に活用されています

引用元 JRAホームページより

こちらは引用元のJRAのHPです。

私たち競馬ファンが馬券を購入するだけで、畜産振興や社会福祉に貢献しているんですね。

この仕組みを知っているのと知らないでいるのとでは、雲泥の差。月とスッポン。

競馬をしているだけで、所詮ギャンブルだと後ろ指を指されようが、堂々と競馬の正当性を主張することが出来ますね(笑)。

玄人

馬券を買うことによって、畜産振興や社会福祉に貢献しているんだ!文句があるなら言ってみろ!

と言うような人が増えそうなので、知らなくても良いことはこの世の中には多数ありますが、その一つかも知れないのがこの控除されたお金の使い道なのかもしれません。

競馬の控除率は何%なの?

気になるのは控除率が何%かということですよね。

JRAでは各馬券種毎に控除率の違いがあります。

控除率一覧表

単勝 20%

・複勝 20%

・枠連 22.5%

・馬連 22.5%

・ワイド 22.5%

・馬単 25%

・3連複 25%

・3連単 27.5%

・WIN5 30%

上記の割合が各馬券種毎の控除率になります。

競馬控除率を活用した馬券戦略

控除率を考慮した馬券選び

競馬での馬券選びにおいて、控除率は重要な考慮点です。

券種によって控除率は異なり、単勝や複勝は20%、枠連や馬連、ワイドは22.5%、馬単や3連複は25%、WIN5は30%となっています。

控除率が低い馬券種を選ぶことで、長期的に見てより高い払戻率を得ることが可能です

控除率の低い単勝や複勝を中心に馬券を組み立てることが、長期的なプラス収支につながる可能性もあります。

控除率とオッズの関係

控除率は馬券のオッズにも影響を与えます。

控除率が高い馬券種は、その分、払戻金額が少なくなるため、高配当を狙う際にはこの点を考慮する必要があります。

馬券購入時の重要性

控除率を理解し、それを考慮した馬券の選択は、競馬で成功するための鍵となります。

特に長期的な観点から投資戦略を立てる際には、控除率の低い馬券種を選ぶことが有効です。

また、各レースの特性を理解し、適切な馬券種を選ぶことで、競馬での勝率を高めることが可能になります。

競馬とパリミチュエル方式の基本

パリミチュエル方式の歴史

パリミチュエル方式は、1867年にフランスのジョセフ・オレールによって考案され、1891年にフランスで法制化されました 。

この方式は、投票券の総売り上げをプールし、胴元が一定割合を差し引いた後、残りを当選者に分配する仕組みです。

日本では、明治21年頃に横浜で初めて使用されました 。

パリミチュエル方式の基本仕組み

パリミチュエル方式では、投票券を購入する際、配当はまだ確定していません。

全ての賭け金がプールされた後、レースや抽選を行い、勝者が確定します 。

この際、胴元が控除率を差し引き、残りの金額が当選者に分配されます。

この仕組みにより、ゲームが終了するまで配当は不明です。

日本の競馬は「パリミュチュエル方式」

聞き慣れない言葉。競馬においてのパリミュチュエル方式とはなんなのか?

勝ち馬投票券の総売り上げをプールして、主催者が決められた割合の金額を差し引き、残りの金額を配分する方式のことです。

先ほどお話しした控除率を差し引いた残りのお金を、馬券的中者に配分するということですね。

多くの馬券購入者の中には、馬券が上手い人もいれば下手な人もいます。

要するに、馬券の上手い人が、下手な人からお金を奪い取るということに他なりません。

我々競馬ファン最大のライバルは、JRAではないのです。

馬券を購入した時点で我々はある意味すでにJRAに屈服している(高い手数料があることを知っているにも関わらず馬券を購入している)のですから、最大のライバルは、同じく馬券を購入している競馬ファンなのです。

肝に銘じておきましょう。

そしてこの方式のもう一つの特徴はオッズが締め切りまで確定しないことです。

ある意味、オッズの変動によって惑わされる可能性もあるということです。

いかに自分の中に芯を作って、予想理論を確立させるかということが意外に大事になってくるはずです。

ちなみに、僕はオーストラリアで馬券をよく購入していたのですが、その馬券は、購入した時点のオッズで配当が支払われる、ブックメーカー方式でした。

パリミチュエルとブックメーカーの違い

パリミチュエル方式とブックメーカー方式の主な違いは、配当が確定するタイミングです 。

パリミチュエル方式では、投票券を購入した時点では配当が確定せず、締め切り後に初めて配当が決まります。

一方、ブックメーカー方式では、賭ける時点で既にブックメーカーが設定した配当率が公表されています。

この違いは、ギャンブルの公平性と関連しています 。

まとめ

控除率の知識はないよりあったほうがよい。程度に考えておけば普段馬券を購入する際には特段大きな影響を及ぼすことはないと思います。

日本の競馬は、お金の奪い合いということは知っておいて損はありません。

いついかなる時も、馬券を当てた人が正解なのです。

勝てば官軍負ければ賊軍

まさに馬券の世界はこういうことです。

とにかく馬券力・予想力を向上させる以外に、勝ちへの道はありません。

当ブログでは、その一助になるようなコンテンツをこれからも作成していくのでよろしくお願いします。

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